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人間の足には3つのアーチがあると言われています。土踏まず部分の内側縦アーチ、かかとから小趾球にかけての外側縦アーチ、母趾球から小趾球にかけての横アーチ。これら3つのアーチがバランスを取りながら、身体全体を支える大変重要な役割を果たしています。
なかでも注目したいのが土踏まず部分の「内側縦アーチ」です。
内側縦アーチが低下すると、土踏まず部分がつぶれ、扁平足の状態に。
足が疲れやすかったり、足がむくみやすいのは内側縦アーチの低下が原因かもしれません。
足の土台となるかかと~足首を形づくっているのが「足根骨」です。
足根骨は、以下の7つの骨から構成されています。
・踵骨(しょうこつ)
・距骨(きょこつ)
・舟状骨(しゅうじょうこつ)
・内側楔状骨(ないそくけつじょうこつ)
・中間楔状骨(ちゅうかんけつじょうこつ)
・外側楔状骨(がいそくけつじょうこつ)
・立方骨(りっぽうこつ)
この中で内側縦アーチに深く関わっているのが「舟状骨」と「内側楔状骨」。
この2つの骨が高さを保つことでアーチを形づくり、足の機能を保っています。
舟状骨と内側楔状骨は足の内側に回転するように下がる特徴があります。
下がってしまった骨は、足裏を鍛えるトレーニングなどでは元に戻すことが難しいため、
物理的に力を加えて元の位置に戻すことが必要になります。
足根骨マッサージとは、身体を支えるために重要な足裏の縦アーチを形づくる足根骨(主に舟状骨、内側楔状骨)にアプローチし、足の負担を軽減するマッサージ方法です。
足をもう片方の膝の上にのせ、骨の出っぱり(舟状骨)部分を掴み、固定します。
もう一方の手で少し足先を掴みます。
舟状骨を固定した手を軸にし、足先を足の内側へひねって回転させ、繰り返します。
「アーチ」の補強で健康な足をキープするためのテーピング方法を紹介します。